ポイント
- 「ビットコインってなんなの?」
- 「今から始めても大丈夫なの」
- 「何だかわからないけど、むずかしそう。」
こんなお悩みを解決していきます。
こんにちはまこちゃんです。
ビットコイン(BTC)は、2009年にはじまった世界初のデジタル通貨なんです。
実はビットコインが出始めたころは1円の価値もなかったんですよ。それが15年ちょっとで時価総額300兆円を超える大きな市場を形成し、
2025年には1ビットコインが1,700万円を突破!
成長率約5000万倍という他にみない数字をだしているんです。
今ではテスラやマイクロストラテジーなどの企業が資産の一部として保有するほどの地位をきづいているんです。
この記事では、ビットコインの基本的なことや、初心者が気になるところを簡単に説明していきます。
目次
ビットコイン(BTC)とは何か?

ビットコインとはどんなものなのか、「なんだか難しそう」と思うかもしれませんが、ビットコインはまだ発展途上の技術で知ってみると意外とシンプルなんです。
大切なのは、しっかりと知ってからはじめることなので、まずはお金となにが違うのかを見ていきましょう。
インターネット上のデジタル通貨
ビットコインは、形がありません。なので財布の中にあるような現金ではなく、インターネット上のデータとして存在しているデジタル通貨という形なんです。
いちばんの特徴として、ビットコインの取引は世界中のコンピューターが一丸となって管理しているんですよ。
なのでいままでのお金のように国や銀行のような管理する組織がないので、どこかの国の方針に左右されにくいんです。
従来のお金・電子マネーとの違い
見た目は電子マネーに似てるんですが、ビットコインはまったく違うシステムで動いているんですよ。
円やドルといったお金は、その国の政府や中央銀行が保証しているんですが、ビットコインにはそういった保証をしてくれる組織はありません。
なぜなら欲しがる人と売りたい人のバランスで価値が決まるからなんです。
また、SuicaやPayPayなどの電子マネーとも違っています。
電子マネーは円をデジタル化しただけなので、おおむね価値は変わりません。
でもビットコインは国や銀行から独立した通貨なので、価値が上がったり下がったりします。
また、電子マネーは発行している会社が決めた場所でしか使えませんが、ビットコインは世界中どこでも同じ価値で使えるんですよ!
デジタルゴールドって何?
世界に流通している金はいま分かっているだけで、50メートルプール4杯分しかないといわれています。
同様にビットコインも総発行枚数が2100万枚までと決まっていて、それ以上は絶対に増えません。
この「限りがある=希少性」というポイントが、お金の価値が下がったときの備えとして保有する人が増え、「デジタルゴールド」と呼ばれるようになったんです!
ブロックチェーン技術
ビットコインの中心にはブロックチェーンという技術があります。これは、取引の記録を安全に保存するためのシステムになるんです。
銀行は一つのコンピューターですべての取引をコントロールしています。でもビットコインは、世界中にあるたくさんのコンピューターを使って、みんなで管理しているんです!
取引の記録は「ブロック」という箱にまとめられ、それがチェーンのように過去から今に至るまでつながって保存。
過去の記録を変えようとするならば、その後のすべての記録も変えなければいけないので、
ブロックの改ざんは不可能。
このおかげで、第三者が偽の取引を作ったりすることができなく、また一つのコンピューターが壊れても、他にたくさんのログがあるため、システム全体が止まることなくうごいてくれているんです。
マイニング
マイニングは、新しい取引が行われたときにブロック=箱をつくるために必要な数値を計算し、いちばん早く計算処理を行った人に支払われる報酬としてのビットコイン。
新しいビットコインがもらえるから仕組みなので、世界中の人たちが高いスペックのコンピューターを使って、むずかしい問題の答えを出すために競争していているんですね!
計算にはたくさんの電気が必要で、環境に対して心配されることもありますが、ビットコインの安全性を守るためには欠かせません。
ビットコインの3つのメリット

ビットコインには現金やクレジットカードとは異なる利点がさまざまあります。
では、具体的にどんな点が便利なのでしょうか?
ビットコインならではの利点を下記の3つに絞ってご紹介していきます。
- 手数料が安い
- 24時間取引可能
- 世界で利用
手数料が安い
銀行からの海外送金は1回ごとに手数料が必要になります。
たとえば三菱UFJ銀行から送金しようとすると、送金額の0.05%(最低2,500円)の取扱手数料が発生。
ビットコインを海外に送るのであれば、金額にかかわらず数百円~程の一定の手数料で安く送ることができるんです。
そのため、ビットコインは海外送金への手数料が安いのが利点の一つと言えるんです!
ただし、取引が多くなる時は手数料が変わる場合があるので注意していきましょう。
24時間取引可能
ビットコインは株式市場がしまっている夜間や週末でも制限なく、24時間365日取引ができるんです!
そのため、日本が夜でも取引は続いているので、時間を気にせず世界中の誰にでもビットコインを送ることができます。
世界で利用
世界中で使えるビットコインは、円からドルに両替しないで使うことができます。
対応している店舗があればどこでも同じように買い物ができちゃいます。

海外とビジネスをしている人には
為替レートを気にせず取引できるのは便利ですね。
ビットコインの3つのデメリット

メリットがある一方で、ビットコインにはリスクもあります。
投資先として検討するのもいいですが、はじめての方は気をつけるべきポイントを知っておくべきです。
デメリットを認識しておくことが慎重な投資判断につながっていきますので、ここでは下記の3つを紹介していきます。
- 価格変動が激しい
- セキュリティ管理
- やり直しができない
価格変動が激しい
一番のリスクは価格の変動がはげしいことです。1日で価格が10%以上の乱高下をくり返すことも珍しくありません。
株よりも変化が大きいので、投資した金額が減ってしまうこともあり、安定性を考えている人にとってはデメリットになると思います。
ただ、この性質をいかすことで、大きな利益を生み出すこともできます!
セキュリティ管理
ビットコインはパスワード(秘密鍵など)をなくしてしまうと、銀行のように再発行してくれるといったことはありません!
一度なくしたらとり戻せないので、パスワードの管理は自己責任。

実際、私はパスワードを無くさないように手書きで保管してます。
やり直しができない
ビットコインの送金は実行してしまうと取り消しができません。
送金ミスや詐欺に気づいたとしてもむずかしいです。
仮想通貨全体にいえることですが、送金前にはかならずアドレス確認やダブルチェックが重要になってきます。
ビットコインの歴史と価格推移

ここでビットコインがどのように成長してきたかを知ることで、今後の可能性も見えてくるとおもいます。それでは波乱万丈な道をふり返ってみましょう。
誕生から普及まで
ビットコインは2009年にサトシ・ナカモトという謎の人物によって作られました。
ちなみにこの人が誰なのかは、今でもわかっていません。
2010年に取引が少しづつはじまり、ビットコインでピザ2枚購入(1万BTC)の取引が有名。
そこから15年、投資家の参入や企業が資産として保有するなど普及されていくことで、徐々に価値を高めていき2025年には史上最高値(ATH)124,000ドル超(約1800万円)をつけています。

私がビットコインを買ったのは2025年です。
ビットコインの将来性

ビットコインは今も成長を続けています。それにより新しい資産として保有する人も増えてきています。
価格変動のはげしさから不安を感じる一方で、これからのビットコインがどうなっていくのかといったその将来性について、ここでは下記の4つについて解説していきます。
- 身近になるビットコイン
- ビットコインETF
- ビットコインの半減期
- 規制の動向
身近になるビットコイン
ビットコインの価値は「使える場所」が広がっていくことで安定していくと考えられているんです。
なぜなら、企業や国でビットコインの利用が始まっているからなんです。
とくに、エルササドバドルや南アフリカ共和国では法定通貨として採用。
テスラやネクソン、SBCメディカルHD等の企業ではビットコインを資産として保有。
この様に使える先が増えていくことで、ビットコインの価値がどんどん安定していきますね。
ビットコインETF
ビットコインに関連する金融商品がふえてきています。
とくに上場投資信託で株と同じようにビットコイン取引ができるビットコインETFは、多くの投資家がビットコインに参入しやすくなるとして注目。
ただ、日本では仮想通貨ETFへの投資はまだできませんが、SBIVCトレードがBTCとXRP(リップル)のETFを前向きに検討しています。
ビットコインの半減期
半減期とは、約4年に1度、マイニング報酬で受け取るビットコインが半減する時期のことをいいます。
前回の半減期は2024年、次はおそらく2028年。
この半減期がくるたびに、ビットコインは新規発行数が減るので、発行されているビットコインの価値が高まりやすく、価格を上昇させてきた過去を持っているんですよ。
規制の動向
国がどのような規制をつくるかによって、ビットコインのすすむ先は大きく左右されます。
規制のリスクにより、使いにくくなる可能性もあるからです。

プラスとなるケースもありますので、ビットコインに関する規制にはアンテナを高くしていきましょう。
よくある質問

ビットコインについて、みなさんの疑問や思うことにお答えしていきます。
どこでかえるの
ビットコインは、銀行の窓口やATMでは買えません。
購入できるのは専用のサービスである
「暗号資産取引所(仮想通貨取引所)」
日本国内の取引所は金融庁に登録されていて、安全に取引できます。
一部ですがGMOコイン、bitFlyer、コインチェック、ビットポイントなどがあります。
ビットコインはいくらから買える?
取引所によりますが、ビットコインは0.001BTCのような小数点以下の単位から買えるので、数百円からでも始められます。「何百万円もないと買えない」と思っているまもしれませんが、意外とお小遣い程度の金額からでも大丈夫です。
安全性は大丈夫?
ビットコインのブロックチェーンは安全性が高いとされていますが、取引所自体がハッキングされるリスクを考えておきましょう。
税金はどうなる?
ビットコインで利益が出た場合、日本では税金を払う必要があります。年間20万円を超える利益があれば確定申告が必要になります
2025年8月末ごろに金融庁から株やFXと同じように仮想通貨の所得税を 一律20%にする案が提出されています。
マイニング報酬をもらうには?
普通のパソコンでは計算処理が間に合わないので、ビットコインのマイニングにはASICマイナーという「特化型パソコン」が必要になります。
専用PCがなくてもできなくないですが、その場合はGPU(グラフィックボード)が必要になってきますけどね。

メーカーのNvadiaが伸びている背景にはこのGPUの供給が一つの要因としてあります。
ビットコインのまとめ

今回はビットコインについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
ビットコインは、長期的に最高値を更新し続けています。
個人だけでなく企業や一部の国までもが資産として保有するまでとなり、従来のお金のイメージを変えるテクノロジーとして、今後も価値がなくなるということは考えにくいです。
これから投資を考えてるなら、今から始めても遅くはありません。
価格が高くなったからといって慌てて買う必要もありません。売る必要もないかもしれません。長期的に保有するのもいいと思います。
まずはリスクをしっかり理解した上で、自分のペースではじめることが大切ですよね。
この記事でビットコインが「ちょっと気になる」と思ったら、まずは信頼できる取引所でスタートしてみましょう!
今回の記事は以上になります。
この記事が、あなたが仮想通貨投資を始める第一歩の手助けになればうれしいです。