こんにちは
2児の子持ちがんサバイバーのマコトです。
前回、単身赴任していた大阪から
東京に戻ってきて、入院するぞというところまで書きました。
入院に関しては過去にもしており、
その時は腰の背骨の周りに膿がたまった「硬膜外膿胞」というのをしたことがあります。
腰に激痛が走り、熱が引かない状況でした。
医者からはベッドの上から動けないといわれ
入院して約一ヶ月間抗生物質の点滴を受け続けました。
それに比べれば今回の入院はベッドから身動きは可能だろうという感覚でしたが、
その経験もあったので
隣にいびきのうるさい人が来ると寝れなくなるので
耳栓は必須でした。
2022年4月18日。
朝一で東大病院へ・・・
黄疸で体が黄色くなっているので
タクシーで向かいました。
肌の露出を少なくしつつ、
この時期は新型コロナが流行している最中だったので、
通常の窓口とは別の場所で受付です。
持参したデータを渡して待っていると
車いすに乗せてもらいました。
入院患者の事前検査としてコロナの陽性確認も並行して行いました。
受付にいた医者から血液検査ででていた
ビリルビンの数値が高く入院になりますとの話が出ました。
ついに入院です。
いざ肝胆膵外科の病室へでしたが、
先ほどまでいた所から、いったん外に出て別の入口からまた中に入り
エレベーターを乗り継ぎなんてことをして
ようやく到着です。
病室は2人部屋でした。
幸いなことに先に入院している方もいませんでした。
おそらく新型コロナの検査結果が出るまでは
少ない人数の部屋にで待機だったと思います。
この新型コロナの検査結果が出るまでは
何かの処置もましてや病院食も提供されず
点滴でその日は過ごしました。
翌日になってようやく陰性の結果が出て
食事や処置といったことが始まりました。
この時、私の体は皮膚に黄疸が出ており、
ビリルビンといわれる黄疸に関係する値が15~18ぐらいありました。
正常値では 0.4-1.5なのでいかに高い数値かがわかるかとおもいます。
この数値を下げるために、
入院2日目にして肝臓に管を入れて黄疸の原因となっている胆汁を
適切に排出する処置を行うことになりました。
処置自体は麻酔をして行うのですが、
麻酔中におしっこをしてしまうケースが他であるとのことで
処置前に男性器へおねしょ?防止用の管を入れることになりました。
正直、入れるとなると相当緊張しましたが
イソジンやヨードチンキといったものを自分の男性器に塗ってもらい
息を吐きながら挿入しました。
痛かったです。
思い出しても痛みがよみがえります。
挿入したたまま処置室に歩いていきました。
エレベーターで降りるとき特定の姿勢では股間への痛みが激しく
不思議な姿勢になりました。
処置する部屋につきうつぶせでベットに寝ました。
麻酔を打たれ、処置が一瞬で終わりました。
ただ実際の時間は1時間半かかっていました。
麻酔から起きた際に違和感に襲われました。
見ると私の鼻から管が出ていて
出た先にはフックのついたボトルがぶら下がっていました。
医者の話では管は肝臓につながっていて黄疸の原因の胆汁を
ボトルの中に落としているとのことでした。
それにより、ビリルビンの値を正常値に戻していくのが今回の処置でした。
ただ、この管のおかげでしばらく咳込み
夜寝れないなどが起こるのですがそれはまた別のお話。
話は戻り、この処置の後、
妻同席による主治医との話し合いがあるのですが
そこでついに病名が告知されるとともに
私の体に実は起こっていた珍しいことも判明するのですが、
また次回とさせていただきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
入院~処置まで

コメント